クレジットカードのキャッシング枠を使い切った状態でも、ショッピング枠が残っていればクレジットカード現金化を行うことができます。
手軽に現金化を行いたい時は、クレジットカード現金化業者を使うことが有効ですが、利用前に確認しておきたいことが手数料です。
手数料によって、最終的に手にする金額が大きく変わることは少なくありません。
クレジットカード現金化と換金率
クレジットカード現金化業者の広告やサイトで、大きく目立つように書かれているのが、換金率です。
換金率とは、カード払いをした金額に対し、いくら現金を受け取ることができるかという割合のことです。
換金率が高ければ高いほど、お得に現金化をすることができます。
ただ、大きく書かれている換金率は利用額が大きい場合に適用される最大換金率で、少額利用の場合は低めの換金率が適用されることが殆どです。
そのため、利用をする前には、実際に希望する金額を手にするための換金率もチェックしておきましょう。
ただ、もう一つ気をつけておかなければいけないのが、手数料です。
換金率を見ると、その割合通りの金額を受け取ることができると考える人は少なくありません。
しかし、クレジットカード現金化では様々な名目の手数料がかかることがあります。
手数料が多ければ、手にする金額も減ることになるため、利用前には手数料の有無を確認しておく方が良いでしょう。
クレジットカード決済手数料
クレジットカード現金化を行う際い、気をつけておきたいのがクレジットカード決済手数料です。
日常的な買い物の場合、クレジットカード決済手数料は店側が負担していますが、クレジットカード現金化では利用者側の負担という形が多くなっています。
かかる決済手数料は、使っているカードによって異なりますが、ブランドによっては思わぬ金額となることもあります。
そのため、クレジットカード現金化を利用する際には決済手数料が必要か、どの程度かかるかまで確認しておく方が良いでしょう。
商品の送料
意外な形でかかるかもしれない手数料が、送料です。
業者が指定した商品を購入し、キャッシュバックという形で現金を受け取る形の場合、後日購入した商品が自宅に届くことになります。
現金化に使う商品は業者によって異なりますが、1000円以上など思わぬ負担となることもあるものです。
現金化をする金額によっては、この送料が思わぬ負担となることもあるため、利用前にはどの程度送料がかかるか気にしておく方が良いでしょう。
ただ、取り扱う商品がデータなどの場合は、送料がかかりません。
送料に対する不安を感じるのであれば、送料がかからない商品を取り扱う業者を選ぶというのも有効です。
消費税や振込手数料
決済手数料や送料以外にも、かかる可能性があるのが消費税や振込手数料です。
クレジットカード現金化を行う際には、まず商品を購入する形となります。
どんな形の商品であっても、購入する際には消費税がかかることになるため、利用金額の上に10%上乗せした金額を最終的に支払う形となります。
支払う金額は、書かれている金額に対し消費税を加算した金額になるのに対し、受け取る金額は消費税を加算する前の金額をベースに計算した金額となることは少なくありません。
元になる金額が変われば、最終的に手にする金額も変わってくることになります。
さらに、そんな消費税以外に、現金を受け取る際には振込手数料が差し引かれることも少なくありません。
現金化と手数料
クレジットカード現金化を行う際には、様々な手数料がかかってくることがあります。
これらの手数料は換金率には含まれていないことが多く、かかる手数料が増えれば増える程、最終的に手にする金額も減ることになります。
ただ、最初から手数料の存在を知っていれば、事前に確認をするなど賢く立ち回ることも可能です。
さらに、手数料がかかるからといって悪いことばかりとは限りません。
例えば、一見高いと感じる送料にしても、自分でブランド品を取り扱うショップを探し買いに行くための交通費、さらには手間と時間の節約になると考えると、妥当な金額となります。
その上、業者を使えば手続き完了から10分など短時間で必要な現金を振り込んで貰えるなどのメリットも生まれます。
そのため、全てが高いもの、無駄なものとは決めつけない方が良いでしょう。
ただ、注意をしなければいけないのが、業者の利益を目的とした手数料です。
悪徳な業者の場合は、様々な名目で手数料を差し引くことで利益を出していることもあります。
お得に現金化を行いたいという場合は、必要のない手数料を差し引かれることがないか、確認する余裕を持っておくことがおすすめです。
まとめ
クレジットカード現金化では、カード決済手数料や送料などの手数料が発生することがあります。
利用をする前には、換金率だけでなく現金化に必要な手数料についても確認しておく方が良いでしょう。